【神戸経済ニュース】ネスレ日本は28日、お湯を注ぐだけで手軽に「スターバックス」のブラックコーヒーを楽しめる、パウダータイプの即席コーヒー「スターバックス・カフェ・モーメント」２種類を９月１日に発売すると発表した。スターバックスの家庭用製品では初のビン入りだ。ほっとひと息といった自分のための大切な時間を、自宅などにいてもスターバックスの店舗のように、心地よく過ごせるようにと開発した。

　スターバックスの店舗と同じ高品質なアラビカ種を100％使用。店舗で使用する中南米産のコーヒー豆のうち、ブラジル産とコロンビア産をブレンドして作った。バランスの良いシリアルのような「スムース」（写真左＝ネスレ日本提供）と、やわらかでシトラスのような「ブライト」（同右）の２種類を発売。気分や好みに合わせて選べる。ビン入りにすることで、飲む場面に合わせて味の濃さや量を調整しやすくする。

　内容量は65グラムで32杯分を想定。保存性が高いフタ付きの瓶に入れた。メーカー希望小売価格は税込み1077円。全国の主要スーパーマーケットなどのほか、スターバックス製品の通販サイトでも販売する。ただスターバックス店舗では販売しない。スイスのネスレ本社とスターバックスは2018年８月、スターバックスの店舗を除く、小売り用と業務用製品、コーヒー製造での世界規模の提携を結んだ。今回も提携に基づく新商品だ。

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