【神戸経済ニュース】エイチ・ツー・オーリテイリング（Ｈ２Ｏ、8242）傘下の神戸阪急は23日、「自分だけの大切な朝の過ごし方」を提案する売り場「モーニングフロー」を本館６階にオープンした。体を動かす、内面から整える、自分磨き、癒しの時間といった、１日が豊かになる朝の過ごし方をキーワードに売り場を構成。ライフスタイルに合ったアイテムを発信する。同時に５階には「子育てゾーン」がオープンし、５階は全面開業した。

　６階売り場の中心に据えた売り場「モーニングフロー」は、アンリアンドベベ、スーパーナチュラルといったヨガウエアブランドや、ミネラルウォーターのアクアストア、オーガニックフードストアＳＯＫＯなどのブランドを展開。ハーブティーの「ヴェーダヴィ」、台湾石鹸の「ユアン」、スキンケア＆ヘアケアの「ザハーブス」、ペット用品の「グリーンドッグ」と４つの専門店が出店した。

　５階売り場に登場した「子育てゾーン」は、本館８階から移設した。キャトル・セゾンやボーネルンド、リボンハッカキッズなど７つのブランドを新規導入。ファミリア、べべ、ミキハウスなど６つのブランドの売り場をリニューアルした。５月31日にオープンしたピーナッツライフ＆タイムズに対面し、子育てゾーンの中心に配置した神戸阪急の自主編集売り場「マム＆ベビーセレクト」では育児雑貨やベビーギフトのほか絵本などをトータルに提案する。

　ベビールームも５階に移設。子育て売り場で勤務しながら子育てする３人の女性社員を中心に、理想のベビールームについて話し合いを重ね、新たな基本プランを考えた。ベビーカーごと入れる個室タイプの授乳室は４室。おむつ替え用ベッドは荷物置き台付きを導入し、紙おむつの自動販売機も設置した。清潔感がありゆったりくつろげるベビールームをめざした。ミキハウスの幼児教室「キッズパル」は継続する。

　今回のリニューアルオープンを記念してイベントも開催。細川真奈さんトークショー（26日午後１時）、上村若菜さん＆川口ゆかりさんトークショー（27日午前10時半）、エダジュンさんトークショー（27日午後１時）など。６階売り場の残り半分は「アウトドア＆インテリアゾーン」「瀬戸内ライフゾーン」を、今秋オープンの予定だ。このほか紳士服を中心とした本館７階のリニューアルも順次進めている。神戸阪急のリニューアルは今秋完了の予定だ。

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