神戸製鋼と郵船など、ばら積み船をバイオ燃料で試験航行 神戸〜豪州で

20230821燃料供給

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)、日本郵船(9101)、郵船傘下の旭海運(東京都港区)は21日、植物油脂を原料にしたバイオディーゼル燃料を併用して、日本から豪州までばら積み船を試験運航したと発表した。旭海運が運航し、郵船と神戸製鋼が共同で保有するばら積み船「サンライズ・セレニティ」(総トン数3万9760トン)を使用。豪州から日本に石炭を輸送する船だ。神戸港で7月28日に燃料船からバイオ燃料を直接給油(写真=神戸製鋼所提供=左にばら積み船)して、豪ニューカッスル港まで航行した。

 バイオ燃料は生物由来の有機性資源を原料にする燃料で、燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量をゼロとみなすことができる。サンライズ・セレニティの本来の燃料は重油だが、バイオ燃料の併用で、重油だけを使用した場合に比べてCO2排出量を抑制できるのを確認できた。バイオ燃料は豊田通商(8015)子会社の豊田通商マリンフューエルから供給を受けた。神戸港でバイオ燃料の給油に成功したことで、関西・瀬戸内地域でのバイオ燃料供給網(サプライチェーン)普及にも寄与するとしている。

 バイオ燃料を使って日豪間の船舶を運航したのは神戸製鋼としては初めて。バイオ燃料を使用するとコストは上昇するとみられるが、詳細は明らかにしていない。今後について特に決まったスケジュールはないというが、今回の試験航行で得た知見を神戸製鋼、郵船、旭海運で共有して「脱炭素化」を進めたいとしている。

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