神鋼環境ソリューション、長崎県・長崎市と立地協定 DX専門拠点を9月開設

20230818神鋼環境調印式

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)傘下で水処理や廃棄物処理など環境関連プラントの設計・建設・運営などを手掛ける神鋼環境ソリューションは17日、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する拠点「デジタルイノベーションLab長崎」を開設に向けて長崎県、長崎市と立地協定を結んだと発表した。同社の佐藤幹雄社長(写真=神鋼環境ソリューション提供=中央)と長崎県の大石賢吾知事(同左)、長崎市の鈴木史朗市長(同右)が長崎県庁に集まり同日、調印式を開いた。

 調印式では大石知事、鈴木市長、佐藤社長がそれぞれあいさつした。このうち佐藤社長は、長崎県にはコンピューターを使った情報分析などが学べる大学があることなどから、豊富な情報技術(IT)専門人材への期待感を表明。そのうえで神鋼環境ソリューションが本社を置く神戸市と長崎市との間が、航空便で約1時間と意外に近い立地にあることなどに言及した。

 デジタルイノベーションLab長崎は9月に開設予定。神戸の本社から当初1人を派遣するが、その後は5年間で16人を雇用する計画という。首都圏から長崎県市に移住する「Iターン」や、首都圏から地元に戻る「Uターン」「Jターン」の人材で、中途採用などを実施したい考えだ。デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた省力化や省人化、プラント運転の高度化を加速するための拠点にする。

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