神鋼環境ソリューション、長崎県・長崎市と立地協定 DX専門拠点を9月開設
- 2023/08/18
- 06:12
【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)傘下で水処理や廃棄物処理など環境関連プラントの設計・建設・運営などを手掛ける神鋼環境ソリューションは17日、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する拠点「デジタルイノベーションLab長崎」を開設に向けて長崎県、長崎市と立地協定を結んだと発表した。同社の佐藤幹雄社長(写真=神鋼環境ソリューション提供=中央)と長崎県の大石賢吾知事(同左)、長崎市の鈴木史朗市長(同右)が長崎県庁に集まり同日、調印式を開いた。
調印式では大石知事、鈴木市長、佐藤社長がそれぞれあいさつした。このうち佐藤社長は、長崎県にはコンピューターを使った情報分析などが学べる大学があることなどから、豊富な情報技術(IT)専門人材への期待感を表明。そのうえで神鋼環境ソリューションが本社を置く神戸市と長崎市との間が、航空便で約1時間と意外に近い立地にあることなどに言及した。
デジタルイノベーションLab長崎は9月に開設予定。神戸の本社から当初1人を派遣するが、その後は5年間で16人を雇用する計画という。首都圏から長崎県市に移住する「Iターン」や、首都圏から地元に戻る「Uターン」「Jターン」の人材で、中途採用などを実施したい考えだ。デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた省力化や省人化、プラント運転の高度化を加速するための拠点にする。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 兵庫の地場産業、コラボ商品で注目度向上めざす 神戸ファッション協会が初会合 (2023/08/19)
- 井本商運、1000個積み2隻目「かいふ」を日本海東航路へ投入 (2023/08/19)
- 神鋼環境ソリューション、長崎県・長崎市と立地協定 DX専門拠点を9月開設 (2023/08/18)
- メディパル、神栄子会社の温度管理システムを採用 医薬品「GDP」対応で (2023/08/17)
- ヒラキ、姫路店にも「おかし館」開設 ファミリー層を呼び込み・靴と相乗効果も (2023/08/16)
広告