神戸市「アーバンイノベーション」3課題の採用会社が決まる 若者の意見収集など

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【神戸経済ニュース】神戸市は、スタートアップ企業やベンチャー企業などと共同で行政課題に取り組む「Urban Innovation Kobe(アーバンイノベーション神戸)」で、2023年9月〜24年2月ごろを実証実験の時期として提示した3課題について、採用する企業が決まったと発表した。専用のホームページから応募があった33社の中から、書類選考と面談を実施して採択を決めた(表)。

 中高生や大学生といった若者の意見収集や意見交換の仕組み構築については、2022年設立で通信アプリ「LINE」を使って匿名のメールが送れる「ホンネPOST」を運営する、はこぶん(東京都中央区)を採用。鳥獣被害問題の新たな解決策については、超音波による有害獣忌避装置などを製造販売する18年設立のイーマキーナ(神戸市灘区)を採用した。民間搬送事業者と救急車の利用者をつなぐ新たなサービスについては、民間救急・福祉タクシーを見つけるサービス「mairu」を運営するmairu tech(東京都渋谷区)採用する。

 神戸市は採用した3社に対して、50万円を上限に実証実験に必要な必要な資金を支援する。実証実験や試行導入などを実施したうえで24年2月末ごろの新たなサービスの完成をめざす。

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