monoAIが急反落、値下がり率2割超 売上高の減少・最終赤字を嫌気

20191231神戸株ワッペン

終値 822円 -243円(-22.82%)

【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場ではイベント用仮想空間「メタバース」を開発・運営するmonoAI technology(5240)が急反落。一時は前日比244円安の821円まで下落した。東証グロース市場の値下がり率ランキング2位。前週末10日大引け後に2023年1〜6月期の決算を発表。連結最終損益は6200万円の赤字だった。加えて1〜6月期の売上高が5億1200万円と、前年同期の6億7100万円から減少。収益悪化を嫌気した。成長のスピードに対する慎重な見方が広がったとの指摘も聞かれた。

 既存のメタバースサービスの売上高が減少。新規案件の獲得でイベントの開催件数は増加したが、費用をまかなえなかった。メタバースの利用件数は伸びており、同社としては新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが「5類」になった影響は、特に出ていないとみている。ただ実際に多くの人が集まるイベントの再開が相次ぐ中で「これまで同様の成長が見込めるか見極めが必要」と、いったん同社株を手放す動きが優勢になったようだ。

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