石光商事の4〜6月期、純利益58%減 コーヒー豆価格の上昇継続

20230811石光商事

【神戸経済ニュース】食品商社の石光商事(2750)が10日に発表した2023年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比58%減の1億8800万円だった。コーヒー豆価格が上昇してから、値上げが浸透するまでのタイムラグによって収益が悪化したのが業績に表れた。前年同期にコーヒー生豆をスポットで販売したのがなくなったのも響いた。

 売上高は3%増の148億円、営業利益は56%減の2億8700円だった。事業分野(セグメント)別の売上高は「コーヒー・飲料事業」が2%減の55億円、「食品事業」が7%増の68億円、「海外事業」が2%増の23億円だった。食品事業は外食向けの販売が回復、海外事業では日系小売店の海外出店が再開し始めたのに伴う引き合いが増えた。

 24年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比2%増の8億400万円を見込む。純利益の通期予想に対する6月までの進捗率は23%になった。

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