神戸天然物化の4〜6月期、税引き利益5.6倍 医薬分野で出荷など集中

20230811神戸天然物化

【神戸経済ニュース】受託合成の神戸天然物化学(6568)が10日に発表した2023年4〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比5.6倍の2億8600万円になった。医薬分野で前期に製造が進んでいた大型開発品の出荷が複数あったことなどで売上高が増えた。同分野で定常的に出荷している製品も好調に推移した。

 売上高は46%増の17億円、営業利益は5.1倍の4億円になった。売上高は4〜6月期としては過去最高になった。事業部門ごとの売上高は、販売先で電子材料の在庫調整が続いた機能材料が14%減の6億1000万円、医薬が3.2倍の9億2300万円、バイオが9%増の2億4400万円だった。

 24年3月期の連結業績予想は据え置いた。税引き利益は23%減の11億円を見込む。6月までの進捗率は24%と例年に比べて上昇した。ただ医薬分野で顧客計画の変動リスクを織り込み、通期予想の修正は見送ったとしている。

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