monoAIの1〜6月期、最終赤字6200万円 利用件数増も主要案件縮小で減収

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【神戸経済ニュース】イベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(5240)が10日に発表した2023年1〜6月期の連結決算は、最終損益が6200万円の赤字(前年同期は株式公開前で四半期決算を未作成)とした。既存のメタバースサービスの売上高が減少した。新規案件の獲得でイベントの開催件数は増加したが、費用をまかなえなかった。

 売上高は5億1200万円、営業損益は8900万円の赤字だった。同社が決算説明書に記載した前年同期の参考値は売上高が6億7100万円、営業損益が1500万円の黒字だった。事業別の売上高は、企業向けにメタバースを構築・運用するメタバースサービスは前年同期比20%減の2億7600万円、仮想空間をイベントの開催場所として提供するイベントサービスは49%増の1億1600万円だった。

 23年12月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比37%増の9800万円を見込む。メタバースの利用件数は伸びており、新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」なった影響は、特に出ていないとみている。

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