三宮再開発 地下鉄三宮駅、東改札前の広場をリニューアル工事・24日から
- 2023/08/10
- 05:15
【神戸経済ニュース】神戸市交通局は、神戸市営地下鉄三宮駅で阪急神戸線やJR神戸線に連絡する改札前の広場「東コンコース」をリニューアルする工事に24日から着手すると発表した。天井、壁、床の一部といった内装に加え、トイレの拡張や機能向上、店舗の改修、デジタルサイネージ(電子看板)の増設などを予定する。阪急阪神ホールディングス(9042)傘下の阪急電鉄やJR西日本(9021)が相次いで駅ビル再整備するのと同様に、三宮再開発の一環だ。24年9月下旬の完成を見込む。
1985年6月に地下鉄三宮駅が開業して以来、初の大規模な改装になる。神戸の街に吹き込む新しい風が生み出す「うねり」をテーマにデザインした(図=神戸市提供)。大きな波のような天井の形状が特徴だ。全体の色調を白やグレーに統一し、照度が変わらない中でも、より明るく感じられるようにした。床にもLED照明を埋め込んで「人が輝く光のランウェイ」を作り、象徴的な空間にする。
予算は約14億円を予定する。夜間の天井工事から着手する計画だ。可能な限り交通への影響が出ないようにするが、床を工事する際などに仮囲いを設置して、通路がせまくなる期間があるとして三宮駅の利用客などに理解を求めている。。
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