広田アシックス社長、株価「まだまだいけるだろう」 成長への評価に強気姿勢

20230809広田アシックス社長

【神戸経済ニュース】アシックス(7936)の広田康人社長(写真)は、神戸市中央区のアシックス本社で8日に開いた2023年1〜6月期決算発表の記者会見で、株価について「我々としていくらがいいのか、なかなか言えない」と断わりながらも「まだまだいけるだろう、とは思っている」と強気の姿勢を見せた。広田社長は7月3日に上場来高値の4556円を付けるなど、好調に推移する同社株について記者の質問に答えた。

 2月にテレビ番組の取材を受けた際に広田氏は「4000円は行きたい」と話していた。これについて「当時の上場来高値を意識して4000円と言ったが、もう少し上でもよかったかもしれない」と振り返る。アシックスは8日に、2年連続での最高益の見込んだ23年12月期の業績予想を、さらに上方修正した。収益も好調とあって、「成長が継続するのを評価していただけるのでは、あるいは評価していただきたい」と市場に呼びかけていた。

 19日にブダペストで開幕する陸上の世界選手権では、「少なくとも80人の選手がアシックスのシューズを履いて出場する」という。米オレゴンで開催した昨年の世界選手権に比べて、アシックスの契約選手が倍増する計算だ。改めて欧州で強力にアピールする機会になると期待する。特に「今年に入って契約した男子100メートルのフレッド・カーリー選手には、昨年に続いて金メダルを取ってもらいたいと注目している」と話していた。

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