阪神燃が19%下落、東証全市場で値下がり率3位 思惑で買われた反動安とも

20191231神戸株ワッペン

終値 1745円 -405円(-18.84%)

【神戸経済ニュース】8日の東京株式市場では船舶用エンジン(主機関)を製造販売する阪神内燃機工業(6018)が急反落。6営業日ぶりの下落で、前場に前日比474円安の1676円まで下落する場面があった。終値では東証全市場を通じた値下がり率ランキングで3位になった。前日まで5日続伸し、この間に4割強上昇したこともあり、利益確定の売りが膨らんだ。7日大引け後に発表した4〜6月期の決算発表と同時に、新たな材料が出るとの思惑もくすぶっていたという。

 4日に阪神燃と同じ東証スタンダードの上場銘柄で、同業のジャパンエンジンコーポレーション(6016)が急伸し、阪神燃にも買いが波及して大幅高になった経緯があった。だが阪神燃の株価上昇を見て、さしたる根拠もなく新たな材料が出るとの思惑が浮上していたもよう。値動きの軽さも意識され、7日には上昇が加速した。だが7日大引け後の4〜6月期決算発表は特に意外感のない結果と受け止められ、材料出尽くし感が広がると、思惑で買われた反動もあって下げ足を早めたとみられる。

 ジャパンエンも7営業日ぶりの反落。

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