7月の兵庫県倒産件数、2件減の34件 負債総額24億円に減少・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた7月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は34件と、前年同月に比べて2件減少した。負債総額は24億1000万円で、前年同月(40億5100万円)に比べ減少した。負債総額の前年比減は2カ月連続。

 業種別の内訳は建設業が8件、サービス業が8件で最も多かった。小売業が7件、運輸・通信業が5件、製造業が4件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が32件(販売不振32件)だった。従業員数別では10人未満が32件。負債額別では1000万円以上5000万円未満が28件と、小口倒産が8割以上を占めた。

 帝国データは足元の状況について「手厚い支援で何とかしのいできた企業においても、ゼロゼロ融資(中小企業支援策に基づく実質無利子無担保の制度融資)の返済が本格化するなか、物価高の影響や人件費の上昇などが続いており、先行きの不透明感から、支援を受けている状況であっても事業の継続を断念する事業者が発生するなど状況は切迫しつつある」とみている。

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