JR兵庫駅「ホーム安全スクリーン」1・4番線も使用開始 8日
- 2023/08/05
- 03:25
【神戸経済ニュース】JR西日本(9021)は4日、兵庫駅(神戸市兵庫区)1番線と4番線のホームで、線路上への乗客の転落を検知する「ホーム安全スクリーン」の使用を8日に開始すると発表した。すでに2番線と3番線のホームではホーム安全スクリーンを使用しており、同駅ではJR神戸線のすべての乗り場で機器の設置が完了した。
ホーム安全スクリーンの正式名称は「転落時列車抑止システム」。ホームの屋根に設置したセンサーが線路上に物体を検知すると、JR西日本が独自に開発した計算式で、検知した物体が転落した乗客かどうかを判定。転落と判断すれば自動的に「非常報知灯」を作動させる。非常報知灯を見た運転士が列車を停止し、駅係員は救助に向かう。ホーム柵のように物理的に転落を防止できないが、ホーム柵に比べて設置工事が簡単で、設置費用も抑えられる。
ホーム安全スクリーンの正式名称は「転落時列車抑止システム」。ホームの屋根に設置したセンサーが線路上に物体を検知すると、JR西日本が独自に開発した計算式で、検知した物体が転落した乗客かどうかを判定。転落と判断すれば自動的に「非常報知灯」を作動させる。非常報知灯を見た運転士が列車を停止し、駅係員は救助に向かう。ホーム柵のように物理的に転落を防止できないが、ホーム柵に比べて設置工事が簡単で、設置費用も抑えられる。
JR西日本は、三ノ宮駅など1日の乗降客数が10万人を超える駅にホーム柵を取り付け、それ以外の全駅にはホーム安全スクリーンを設置する方針。23年度中、神戸市内や周辺では元町駅の1〜4番線、須磨駅の1〜4番線、垂水駅の1・2番線、芦屋駅の2・3番線でホーム安全スクリーンの設置に着手する予定としている。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 大塚製薬の分析センター、神戸医療産業都市に開設 医薬品や栄養食品など品質管理 (2023/08/08)
- 北野の街に建てたい家は? 児童ら「風見鶏の館」と和田興産ギャラリー見学で (2023/08/07)
- JR兵庫駅「ホーム安全スクリーン」1・4番線も使用開始 8日 (2023/08/05)
- シスメックス、ロシュと「社会課題解決」で協業 テーマ検討開始 (2023/08/05)
- 神戸鋼、子会社2社の土地売却で特別益270億円 110億円上振れ (2023/08/04)
広告