(動画)阪急「ちいかわ」装飾列車4日から運転 コラボグッズやスイーツも



【神戸経済ニュース】阪急阪神ホールディングス(9042)の中核事業会社である阪急電鉄は4日から、ツイッターで広がった人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボレーション(共同企画)を幅広い分野で展開する。3日には阪急宝塚線の平井車庫(宝塚市)で、コラボ第1弾として4日から宝塚線で運転する装飾電車「ちいかわ号」を報道機関などに公開した(動画)。「ちいかわ」「ハチワレ」「うさぎ」と仲間たちの着ぐるみも登場し、楽しく飾った電車と対面した。装飾列車の運転は2024年3月28日まで。

 装飾列車は阪急の主力路線である神戸線、宝塚線、京都線を、それぞれデザインの異なる1編成ずつが走る。神戸線は先頭車に神戸ポートタワーとメリケンパーク、中華街「南京町」などをデザインしたイラストを描く。宝塚線には宝塚大劇場と箕面の滝、京都線には大文字焼や伏見稲荷の鳥居といった、各沿線の魅力を紹介するデザインだ。内装も各線の観光地をイメージした限定のポスターや中吊りで楽しく飾りつけた。夏休みシーズンからのスタートで、子供づれを中心とした幅広い層での電車を使った「お出かけ」を誘う。

 キャラクターと阪急電鉄とのコラボとしては今回、初めて阪急バスも一部の路線でキャラクターを描いた装飾バスを運転。装飾列車を運転してこなかった伊丹線、箕面線、嵐山線の電車にも、オリジナルのヘッドマークを付けるなど、コラボの範囲を拡大した。神戸線「ハチワレ号」で実施する車内天井へのステッカーも初めての試みだ。宝塚線では今回のキャンペーンのために作られた、阪急電車と同じマルーン色のキャラクター「マルーンの鎧(よろい)さん」が窓のステッカーに登場する。

 今月17日〜11月13日には「ちいかわ×阪急電車 阪急全線1日乗車券」を販売。同期間にデジタルスタンプラリーも開催する。阪急電鉄の制服を着た各種キャラクターのぬいぐるみ(税込み2750円)、タオルハンカチ(770円)などコラボグッズ全30品は、9日から順次発売。21LADY(3346)傘下の洋菓子のヒロタと連携して開発した「ちいかわ×阪急電車むちゃうまヨーグルトシューアイス」など、スイーツを中心としたコラボフードは各店舗で17日に発売。鉄道や駅ナカ店舗などの収益をねらうとともに、阪急や沿線のファン拡大につなげる。

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