ワールド、7月の既存店売上高が18.3%増 夏物セール好調・秋物早期展開も寄与

【神戸経済ニュース】アパレル大手のワールド(3612)が3日発表した7月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の18.3%増(速報値)だった。猛暑が追い風になり、本格化した夏物セールが好調だった。さらに秋物商品の早期展開も奏功し、秋冬物の夏素材や晩夏カラーの出足が良かった。新型コロナウイルスの感染拡大前である19年7月との比較では10.3%減と、販売は9割程度に回復した推移が続いた。

 アイテム別では6月に続いてカットソーが好調。綿100%の夏素材で秋らしい色の商品も動き始めたという。夏休みの外出用に、涼しくゆったり着られる麻素材のカラーワンピースも人気を集めた。ブランド別では百貨店の「アンタイトル」「タケオキクチ」、駅ビル「ドレステリア」「ラグタグ」が増勢を維持。ショッピングセンターの「オペークドットクリップ」「シューラルー」の伸びも目立ったとしている。

 この月の出店は2店舗で、撤退は20店舗。月末の小売店舗は2205店で、このうち既存店の対象店舗は2067店になった。ネット通販なども含む同月の国内小売売上高は前年同月比6.9%増だった。


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