橋本川重社長、カワサキワールドのように楽しめる展示に 万博発表会で

20230803橋本川重社長

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)の橋本康彦社長(写真、提供:2025年日本国際博覧会協会)は2日に東京都内で開催した、2025年に大阪市で開く国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」に関するパビリオンの発表会で、同パビリオンに協賛・出展することを示したうえで、神戸市中央区にある同社の企業ミュージアム「カワサキワールド」のように「見て、触れて、楽しんでいただける場所にしていきたい」と語った。展示内容については「カワサキ・フューチャー・ワールドをコンセプト(テーマ)に、未来のサステナブル(持続可能)なモビリティ(交通機関・移動体)を展示する計画」と説明した。

 新型コロナウイルスの法的な位置付けが季節性インフルエンザと同じになったのを機に、「旅行や出張など、自ら動くことを楽しみにした活動が始まっている」と指摘。「こうした移動がもたらす価値をモビリティという形で表現したい」という。
 
 橋本氏は「私自身も子供のころ、鉄腕アトム、鉄人28号、あるいはサンダーバードに夢中になった」という。加えて中学1年生だった1970年の大阪万博では「夢のような展示を見て、胸躍る経験を今まさに思い出している」とも述べた。「当時は未来の機械とされていたものが、いまでは実現され、さまざまな新しい社会課題を解決している。私どもも、訪れたみなさまが次の社会に大きな希望を抱けるような展示をしていきたい」と強調した。

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