スタートアップの「Acall」が大型調達 VCなどから13億円・海外展開も加速
- 2023/08/03
- 01:06
【神戸経済ニュース】リモートワークなど新しい働き方に対応した出退勤管理などの統合ソフトを開発する神戸発のスタートアップ「Acall(アコール)」(神戸市中央区)は、このほどベンチャーキャピタル(VC)などから13億円の資金調達を実施したと発表した。今回はVC4社への第三者割当増資に加え、金融機関からの借り入れ(融資枠を含む)を実施。すでに構えたシンガポールを拠点に、海外展開にも弾みを付ける。
Acallは同社が開発したプラットフォーム「アコール」上で、座席予約、会議室予約、来客受付の自動化などの機能を、必要に応じて付け足すことができる業務管理システムを提供する。リモートワークとオフィスへの出勤が混在すると発生しやすい非効率の解消が期待でき、2016年の正式リリースから国内外で約7000社が導入した。今回の資金調達を機に国内に加え、海外でも本格的に事業を拡大する。
同社によると今回の資金調達は、軌道に乗った事業を拡大するための調達である「シリーズBラウンド」に相当するという。同社は2022年にもシリーズBラウンドで10億円を調達しており、シリーズBでは合計23億円、創業時からの累計で約31億円を資金調達した。今回の調達ではSMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、神戸大学キャピタル、みなとキャピタルが第三者割当増資を引き受けた。
Acallは同社が開発したプラットフォーム「アコール」上で、座席予約、会議室予約、来客受付の自動化などの機能を、必要に応じて付け足すことができる業務管理システムを提供する。リモートワークとオフィスへの出勤が混在すると発生しやすい非効率の解消が期待でき、2016年の正式リリースから国内外で約7000社が導入した。今回の資金調達を機に国内に加え、海外でも本格的に事業を拡大する。
同社によると今回の資金調達は、軌道に乗った事業を拡大するための調達である「シリーズBラウンド」に相当するという。同社は2022年にもシリーズBラウンドで10億円を調達しており、シリーズBでは合計23億円、創業時からの累計で約31億円を資金調達した。今回の調達ではSMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、神戸大学キャピタル、みなとキャピタルが第三者割当増資を引き受けた。
新型コロウイルスの感染拡大を機にリモートワークが一気に普及したが、足元ではオフィス回帰の動きも広がり、組織内でも働き方の多様化が進んでいる。Acallは特に向こう数年で、従業員が望む働き方を実現しながら、生産性を向上するための方策を模索する企業が増えるとみる。これを商機ととらえロゴマークも一新。海外展開を含めた同社サービスのさらなる普及に向けて勝負をかける。
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