GセブンHDの4〜6月期、純利益12%増 前年同期に創業者の退職慰労金

20230731GセブンHD

【神戸経済ニュース】「業務スーパー」「オートバックス」の加盟店を展開するG-7ホールディングス(GセブンHD、7508)が31日に発表した2023年4〜6月期の連結決算は、純利益が前期比12%増の12億円になった。前年同期に特別損失として計上していた、創業者である木下守氏の退職慰労金5億円がなくなったのが寄与。営業減益を補って最終増益を確保した。

 売上高は7%増の458億円、営業利益は12%減の14億円だった。昨年7月以降の新規出店による売上高の増加が寄与した。加えて、感染症法で新型コロウイルスの扱いが季節性インフルエンザなどと同じ「5類」になったのをきっかけとした国内経済の正常化などを追い風に、既存店の売上高も前年同期を上回った。ただ、電力料金などのエネルギー費用の増加が逆風。人件費の増加もあって、販管費の増加が営業利益の減少につながった。

 24年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比44%増の55億円を見込む。ミニスーパー事業の収益改善などで、2期ぶりの最高益見通し。

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