7月12日に記念式典、神戸ビーフ館の整備検討など 兵庫県政150周年事業計画

兵庫県政150周年記念ロゴ

 兵庫県は25日、2018年1月から19年3月まで展開する県政150周年記念事業の計画案を発表した。7月12日に神戸国際会館で記念式典を開催するほか、兵庫県史の編さん、県庁発祥の地を21年までに実施する。県内外で兵庫県の魅力を訴える事業を進めるほか、「神戸ビーフ館(仮称)整備事業の検討」「兵庫スイーツ博物館構想事業(仮称)の検討」も盛り込んだ。個別の事業の財源などについては明確にしていない。(図は兵庫県政150周年記念事業のシンボルロゴ)

 14日に開いた「第4回県政150周年記念事業企画委員会」で検討した計画素案を踏まえ、25日に兵庫県の県政150周年記念事業推進本部で取りまとめた。1月から事業を順次展開するが、2018年度予算の編成過程で内容を改めて議論し、計画案の修正もあり得るとしている。2月の県政150周年記念事業推進協議会で正式に事業計画として決定する予定だ。

 7月12日の記念式典は、外国領事や関係省庁、関係国会議員や近畿の自治体首長など約1500人を招待して開催。井戸敏三兵庫県知事があいさつし、黙とう、「2030年の展望」発表、佐渡裕氏の指揮による記念演奏、五百旗頭真氏の記念講演などを予定する。1967年に開いた県政100周年記念式典も神戸国際会館で開催し、約1500人を招待して開催したのを踏まえて計画した。

 このほか7月に「ひょうご博覧会 in 大阪」、9月5〜8日に「姉妹・友好州省サミット」、10月に「ふれあいの祭典・農林漁業祭」(明石公園など)などを企画。19年3月には兵庫県公館で一連の事業を総括するシンポジウムを開催する計画だ。県民センター・県民局を設置した県内10地区ごとの行事も企画。神戸地域では「県庁発祥の地、再発見事業」「神戸新開地・喜楽館を核としたにぎわい創出事業」などが挙がっている。

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