(動画)高島芦屋市長、JR芦屋駅南の再開発へ意欲強調 駅の改装完成で記念式典



【神戸経済ニュース】芦屋市の高島崚輔市長は29日、JR西日本(9021)の芦屋駅で開いた同駅のリニューアル完成と開業110年を記念した式典であいさつし、同駅南で実施する再開発に改めて意欲を語った。高島市長は「駅のリニューアルは完成し、これからは行政の出番になる」と主張。「先日発表した『5原則』をもとに、駅南地区の再開発をおこない交通課題を解決」「駅の周りだけでなく、その周りにも、すばらしい街並みが広がるような新しい街づくり(の機運を)を醸成していきたい」と話し、再開発への意欲を強調した。

 高島氏は5月に同地区の再開発に向けて、「緑」「集える」「歩ける」「未来志向」「地権者の生活を守る」を基本原則に掲げることを表明していた。再開発は17年に都市計画決定されたが、事業費が膨らんだことなどで20年3月に市議会で予算案が否決された。その後は22年3月に改めて予算が可決された経緯があった。

 JR西日本が芦屋駅南側に新たな駅舎を建設したのも、再開発に関連する事業の1つと位置付けられる。エスカレーターを新設するなどバリアフリー性能や、快適さを高めたのに加え、駅舎から再開発で建設されるビルまで歩行者デッキで結べるよう設計した。従来なかった商業スペースを追加したのも、改札から南口に向かう通路だ。

 式典終了後に取材に応じたJR西日本の国広正治・兵庫支社長は、待合いスペースに設置したイスで多くの人がくつろぐ様子を紹介。リニューアルした駅は「すっかり芦屋の地域に溶け込んでいると実感している」と話す。「駅はリニューアルして終わりではなく、ここからどう使って、作り込んでいくかだと思うので、高島市長としっかりタッグを組んで、いい駅にしていきたい」と語った。

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