兵庫県と香川県、両知事出席で「連携会議」 広域観光など意見交換・8月2日

【神戸経済ニュース】兵庫県と香川県は26日、両知事が出席する「兵庫・香川連携会議」を姫路市内で8月2日に開催すると発表した。これまで大阪府や鳥取県、岡山県の知事と兵庫県知事の2人で意見交換したことはあったが、兵庫県によると兵庫・香川の両県知事を中心とした会議は初めてという。2025年には大阪市での国際博覧会(大阪・関西万博)と、3年に1度の「瀬戸内国際芸術祭」が同時に開催される予定。これをきっかけに国内外から多くの人々を呼び込む方策などを議論する。

 兵庫県の斎藤元彦知事はかねて、兵庫県は関西と瀬戸内の結節点であると指摘。関西と瀬戸内を両方楽しむ外国人を中心とした、新たな観光需要を創出できると主張してきた。一方で直島や小豆島など瀬戸内海に浮かぶ香川県の島々は、瀬戸内国際芸術祭の会場になる。円滑な動線などを築くことで、大阪・関西万博の来場者を瀬戸内国際芸術祭に誘導できる可能性がある。

 連携会議の当日は、午前中に斎藤兵庫知事と香川県の池田豊人知事らが姫路市内で、江戸時代から姫路藩主のお抱えであった江崎家の能楽師である十二世江崎欽次朗氏から能を学ぶ、参加型プログラムを体験する。万博に向けて「ひょうごフィールドパビリオン」に兵庫県が認定した事業だ。午後に姫路文学館(姫路市)で意見交換。両知事に加え兵庫県から姫路市の清元秀康市長、香川県から岡野能之・土庄町長と大江正彦・小豆島町長が出席する予定だ。

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