5月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり減少 基調判断「一進一退」に据え置き

20230720鉱工業生産

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した5月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比7.4%低下の90.6だった。2カ月ぶりに生産の減少を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、2カ月連続で「一進一退で推移している」とした。

 主要9業種の生産指数のうち低下したのは5業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が10.2%低下したほか、2番目に大きい「化学工業」が22.2%低下と大きく沈んで、指数を押し下げた。このほか「金属製品工業」「生産用機械」「よう業・土石製品工業」も低下した。半面、上昇したのは「鉄鋼・非鉄金属工業」「はん用・業務用機械工業」「輸送機械工業」「食料品工業」だった。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が14日に発表した鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)確報値は前月から2.2%低下の103.2だった。

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