ドーンが反落、8%超下落 今期増益予想も材料出尽くし感で

20191231神戸株ワッペン

終値 1974円 181円(-8.40%)

【神戸経済ニュース】12日の東京株式市場ではドーン(2303)が2営業日ぶりに反落した。一時は前日比182円安の1973円まで下落した。この日の安値に近づいて終了。終値でも東証スタンダードの値下がり率ランキングで9位になるなど、やや大幅な下落になった。前日大引け後に2024年5月期の単独税引き利益が前期比7%増の3億4300万円になりそうだと発表した。増益決算ながら事前に期待感から買われていたこともあり、いったん好材料が出尽くしたとの見方が利益確定の売りを誘ったとの指摘が出ていた。

 緊急通報システムなどを開発・運営する。消防向けの映像通報システム「Live119」、災害情報共有サービス「DMaCS」などクラウドサービスの利用数が増えることで、利用料収入の増加が寄与する。5期連続の最高益になる見通しと着実に収益は拡大する見通し。ただ収益の柱がクラウドサービスであることは株式市場にもおおむね浸透しており、この分野の拡大による増収増益に大きな意外感はないとの見方も一部で聞かれた。

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