【神戸経済ニュース】廃棄物処理の大栄環境（9336）は11日、神戸市東灘区・六甲アイランドの複合商業ビル「神戸ファッションプラザ」の８階に、大型スポーツエンターテインメント施設「KOBE Super Stadium（神戸スーパースタジアム、仮称）」が出店すると発表した。バンダイナムコホールディングス（7832）傘下のバンダイナムコアミューズメントが企画する。１〜５階の食品スーパーや商業ゾーンと同じ2024年春の開業をめざす。（図は施設イメージ＝大栄環境提供）

　身軽さや体力などを競うテレビ番組のように、実際に身体を動かしてさまざまな障害物などを乗り越えて進んでいくタイプの屋内型運動施設を想定。実際のテレビ番組で作成したのと同様のものを取り入れるほか、神戸スーパースタジアムで初めて制作するアクティビティを設定する計画もあるという。

　大栄環境が本社機能を置く６、７階をエスカレーターで通過する際には、神戸市文化スポーツ局の協力を得て神戸のスポーツ文化を紹介するパネル展示を見られるようにする。外国人が日本に持ち込んで間もない1910年代のサッカーやラグビーの試合風景や、神戸市内で活躍するプロスポーツチームの紹介なども予定する。六甲アイランドの島内だけでなく、幅広く周辺や広域の集客をめざす施設になる見通しだ。

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