神戸製鋼、法人税1億円を追加納付 ササイナカムラ不正で重加算税も

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所は10日、大阪国税局の指摘によって連結ベースで1億円の法人税を追加で納付すると発表した。税務調査を受けたところ一部で見解の相違があったが、最終的には当局の指導に従い、指摘された全額を納付するという。追加納付額には重加算税も含む。

 2018〜21年の4年間で連結ベースで16億2000万円(神戸製鋼単独では10億円)の所得が正された。このうち重加算税の対象は6億2000万円(神戸製鋼単独ではなし)。

 国税局による神戸製鋼への指摘は棚卸資産の計上時期などに関するものだった。連結対象会社への調査では、神戸製鋼子会社のコベルコ建機を親組織とするササイナカムラ(奈良県大和郡山市)の元取締役が架空発注によって資金を流用した不正について、重加算税に該当するとの指摘を受けたという。

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