カルナバイオが急伸、ストップ高 米ギリアドと共同「米国で特許査定」はやす

20191231神戸株ワッペン

終値 910円 +150円(+19.74%)

【神戸経済ニュース】7日の東京株式市場ではカルナバイオサイエンス(4572)が急伸。前場中ごろ以降は買い気配のまま値を付けず、大引けでは制限値幅の上限(ストップ高)である前日比150円高の910円で6万株の売買が成立。359万2100株(指し値12万4600株、成り行き346万7500株)の買い注文を残した。米特許商標庁が現地時間6日に同庁のホームページを通じ、カルナバイオと米製薬大手ギリアド・サイエンシズが共同で出願した特許について特許を与える決定(特許査定)を発表したのをはやして、取引開始直後から買いが殺到した。

 7日大引け後にカルナバイオは、特許査定を受けたことについて発表。「この件が2023年12月期の連結業績予想に与える影響はない」としている。カルナバイオはギリアドに新規がん免疫療法に関する薬剤でライセンスを供与しているが、「特許取得は(通常の新薬開発では)前提条件であり、マイルストーン(一時金)のタイミングになり得ない」(カルナバイオ経営管理本部)という。ただ今後も医薬品の開発が続くことを改めて確認した形で、同医薬品の臨床試験などに向けて期待感が高まる展開はあり得る。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

広告

広告

神戸経済ニュースからのお知らせ