兵庫県「起業プラザひょうご」にシンガポール拠点 海外進出企業を支援

【神戸経済ニュース】兵庫県の外郭団体である、ひょうご産業活性化センターは起業支援拠点「起業プラザひょうご」(神戸市中央区)にシンガポール拠点を1日付で開設した。起業プラザひょうごの会員で、シンガポールへの進出を希望する企業や経営者に対し、個別相談や関係者の紹介といった支援メニューを提供する。JR東日本(9020)がシンガポールで開設したコワーキング(共有)オフィスの「ワン・アンド・コー」との連携で実現した。

 地理的にも東南アジアの中心にあるシンガポールと神戸をつなぐことで、神戸を本拠地にするスタートアップの海外進出が円滑になるよう、支援するのがねらい。立地はビジネス街の中心にあるワン・アンド・コー内とした。2月に斎藤元彦知事がシンガポールに出張し、現地のスタートアップ関係者との意見交換した際に兵庫県が構築した人脈を活用したという。

 ワン・アンド・コーのゼネラルマネージャーである伊藤隆彦氏と、シンガポール発スタートアップであるELXR(エリクサー)社の最高経営責任者(CEO)であるステファン・フォン氏が、現地で起業プラザひょうごの業務を担当する。エリクサー社は、2020年1月に起業プラザひょうごに登録し、同プラザ内に会社を登記。個人に合ったトレーニングを提供するフィットネスアプリ開発を手掛ける。

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