神戸鋼のCO2実質ゼロ鋼材、特殊鋼線材にも採用 自動車用エンジンのボルトに

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は4日、製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を抑えた鋼材「Kobenable Steel(コベナブル・スチール)」が、自動車用の特殊鋼線材に採用されたと発表した。トヨタ自動車(7203)のカーボンニュートラル燃料で走る競技用車「GR86」に使用する青山製作所(愛知県丹羽郡大口町)のエンジン部品締結ボルトに、CO2排出量を100%削減した「コベナブル・プレミア」を採用した。

 コベナブル・スチールでボルト向けの特殊鋼「非調質ボルト用鋼」を製造してボルト向けに出荷した。通常の線材でボルトを作る際に必要な、加工しやすさを確保するための「焼鈍(しょうどん=軟化熱処理)」と、強度を確保するための「調質(焼き入れ焼き戻し熱処理)」が不要になり、熱処理で発生するCO2も削減できた。 

 コベナブル・スチールは自動車や建築物、船舶などへの利用が始まったが、特殊鋼線材に使うのは今回が初の事例になる。ひとまずボルトは競技用の車両に使用。市販車向けのボルトに使用するかなどは決まっていないという。

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