トーホーが続落、4%超下落 食品スーパー事業の売却が白紙に

20191231神戸株ワッペン

終値 2850円 -126円(-4.23%)

【神戸経済ニュース】27日の東京株式市場では業務用食品卸のトーホー(8142)が続落。一時は前日比211円安の2765円まで下落した。終値でも東証プライム市場の値下がり率ランキングで19位に並んだ。前日大引け後に、食品スーパー事業の売却を巡り、近畿・中部で総合スーパーを展開するコノミヤ(大阪市鶴見区)との基本合意を解消したと発表。赤字事業の売却が白紙になったことで、新たな売却先探しなど経営の負担が増すのを嫌気した売りが出た。

 食品スーパー事業を売却する方針は変えず、新たな同事業の引き受け先を探す。このため事業売却に向けて23年1月期決算に計上した損失などを修正する必要はないとしている。一方で24年1月期の連結業績予想には上期(2〜7月期)まで食品スーパー事業による収益を織り込んだという。売却が遅れるほど同事業の赤字負担が増える形で、トーホー全体の利益を圧迫すると警戒された面も大きいようだ。

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