山陽タクシーが電気自動車10台を導入、運行を開始 約1割を置き換え

20230627山陽タクシーEV

【神戸経済ニュース】山陽電気鉄道(9052)傘下で神戸市垂水区を中心に配車している山陽タクシーは、走行時に二酸化炭素(CO2)を排出しない電気自動車(EV)のタクシー(写真=山陽タクシー提供)を10台導入した。約100台を運行している同社のタクシーのうち、およそ1割がEV車に置き換わった計算になる。EVのタクシーは5月30日に運行を開始したという。

 これまで同社では環境対応車としてハイブリッド車を14台導入してきたが、タクシーアプリ「GO」を運営しているGO(東京都港区)が進める「タクシー産業GXプロジェクト」に参加したことで、EV車の導入を決めた。同社としても脱炭素化に向けて、ハイブリッド車とは異なるEV車の特性や、EV車の得意分野などを知る機会になると判断した。

 導入したのは10台とも日産自(7201)のEVだ。バッテリー容量は60キロワット時で、充電1回につき450キロメートル走行できる。垂水営業所(神戸市垂水区)には急速充電器1台と、普通充電器5台も導入した。ただ、ひとまずEVの導入は今回の10台のみ。当面の旧車の置き換えは、乗り降りしやすさなども総合的に判断し、ハイブリッド車であるトヨタ(7203)の「ジャパンタクシー」を計画しているという。

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