フジッコ、ヨーグルト・デザート製品を値上げ 6〜16%程度

【神戸経済ニュース】総菜大手のフジッコ(2908)は16日、ヨーグルト製品「カスピ海ヨーグルト」シリーズとデザート製品「フルーツセラピー」シリーズの価格を引き上げると発表した。1月にはフルーツセラピーシリーズ、3月にはカスピ海ヨーグルトシリーズを値上げしたが、原材料や包装資材のさらなる価格上昇や、物流費・エネルギー費といった経費も高止まりによって、前回の値上げで吸収できる範囲を超えたという。

 新たな価格は「カスピ海ヨーグルトプレーン400g」「カスピ海ヨーグルト脂肪ゼロ400g」(内容量400グラム)の標準小売価格がが298円と、現行の278円から7.2%引き上げる。8月1日から実施する。

 フルーツセラピーシリーズは、オープン価格だが「バレンシアオレンジ」「グレープフルーツ」「ホワイトピーチ」「ゴールドキウイ」「ゴールデンパイナップル」「温州みかん」(内容量150グラム)は現在の店頭想定が170円で、これが6〜10%程度上昇する見通し。1月に値上げしなかった「ゆず〜レモン果肉入り〜」は、160円の標準小売価格なくしオープン価格としたうえで、店頭での販売価格が12〜16%上昇すると見込む。9月1日から実施する。

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