ネスレ日本「ネスカフェスタンド」事業撤退 10日から順次閉店

20161117ネスカフェスタンド塚口ホームのイメージ

【神戸経済ニュース】ネスレ日本は、鉄道各社と共同で展開してきた駅舎内のコーヒー店「ネスカフェスタンド」事業から撤退する。まず10日に東武せんげん台駅(埼玉県越谷市)の店舗を閉店。その後も順次閉店して8月末までに阪急、阪神、小田急、東武の駅内にある全店を閉店する。京阪の駅舎内の2店舗も閉店の時期を調整中だ。ネスレ日本は「諸般の事情から総合的に判断して事業の終了を決めた」(メディアリレーションズ室)としている。

 イタリアの街角で見かける「バール」を意識した立ち飲みまたは持ち帰りのコーヒー店で、2016年12月に開設した阪急塚口駅(尼崎市)の店舗から展開。一時は34店舗まで増えたが、店舗の入れ替わりなどもあり現在は25店鋪。1杯100円と気軽に購入できるほか、店舗によっては一段と割安な「回数券」「定期券」などを販売したのが特徴だった。(図は阪急塚口駅の1号店を開店した際の発表資料より)

 ネスレ日本が単独で展開する飲食事業の直営店「ネスカフェ原宿」(東京都渋谷区)と「ローステリア・バイ・ネスカフェ三宮」(神戸市中央区)は引き続き営業する。

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