水素協議会、独リンデのランバ氏が共同議長に 川重の金花会長は任期2年目

【神戸経済ニュース】世界の自動車大手や産業ガス・エネルギー会社などが水素の普及などを目的に設立した「水素協議会」(Hydrogen Council、ブリュッセル)は欧州時間6日、ドイツの産業ガス大手である「リンデ」のサンジブ・ランバ最高経営責任者(CEO)が共同議長に就任したと発表した。任期は2年間。昨年1月に同じく共同議長に就任し、2年目の任期を務める川崎重工業(7012)の金花芳則会長とともに、協議会を率いる。

 リンデは川重と同様に、2017年に水素協議会を設立したときからの構成会社だ。水素協議会によると、リンデは「気候変動への解決策として水素の利用を提唱した最初の企業の1つ」という。ランバ氏は、米国のエンジンメーカーであるカミンズ(インディアナ州)のトム・ラインバーガー会長兼CEOから共同議長を引き継いだ。

 共同議長の引き継ぎは、6月1日に開催した水素協議会の年次CEO会合で実施した。同会合は兵庫県の淡路島で開催。水素に関する世界の企業トップら約200人が集まり、水素の「エコシステムの成長」をテーマに議論したという。

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