斎藤兵庫知事、「創造的復興サミット」で神戸市長に連携呼びかけ 25年秋に
- 2023/06/07
- 05:59
【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は6日に開いた「兵庫県・神戸市連絡会議」で、「2025年は阪神淡路大震災から30年という節目」であることから、「改めて創造的復興について発信する創造的復興サミットを、2025年の秋口に開催したい」との意向を改めて表明した。そのうえで神戸市の「久元(喜造)市長も一緒になって、いろんな発信をさせていただきたいと思う」と述べ、連携を呼びかけた。(写真は斎藤知事があいさつした際の会場の様子)
開催については「兵庫県がイニシアチブ(主導権、とりまとめ)」を担当したいと話した。「創造的復興」は阪神淡路大震災からの復興事業の際に、当時の兵庫県知事だった貝原俊民氏が主に提唱した。災害発生後の復興段階で、災害発生前と同じものを作る「復旧」ではなく、新たな社会にふさわしい街づくりを進めること。2011年に派生した東日本大震災などでも、復興事業の理念とされた。
今回の兵庫県・神戸市連絡会議は、冒頭のあいさつ以外は非公開とした。事前には活力創生、環境分野、観光分野、スポーツ分野、新型コロナウイルス対策について、意見交換する予定であることを発表していた。従来は兵庫県公館や神戸市役所の会議室を会場にしていたが、今回は3年ぶりに各部局長も勢ぞろいしたことから、新興第1突堤のコンベンション施設で開催した。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 兵庫県議会が開幕 県、プレミアム付デジタル商品券含む補正予算など11議案提出 (2023/06/07)
- AIRDOが神戸就航10周年で缶バッジなど記念品 21日午前便の搭乗者に (2023/06/07)
- 斎藤兵庫知事、「創造的復興サミット」で神戸市長に連携呼びかけ 25年秋に (2023/06/07)
- 斎藤兵庫知事、タイと交流「農業と観光で継続」 神戸〜タイ直行便就航に期待 (2023/06/06)
- 兵庫県、新しい働き方「モデルオフィス」稼働 出勤率4割に・新庁舎の要否検証 (2023/06/06)
広告
chevron_left
神戸の予定・7日 阪神高速3号神戸線で京橋〜摩耶の通行止め終了 home
アシックス、26年インド売上高1億ドル目標 社長「重点地域は各100億円に」
chevron_right