斎藤兵庫知事、「創造的復興サミット」で神戸市長に連携呼びかけ 25年秋に

20230607県市連絡会議

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は6日に開いた「兵庫県・神戸市連絡会議」で、「2025年は阪神淡路大震災から30年という節目」であることから、「改めて創造的復興について発信する創造的復興サミットを、2025年の秋口に開催したい」との意向を改めて表明した。そのうえで神戸市の「久元(喜造)市長も一緒になって、いろんな発信をさせていただきたいと思う」と述べ、連携を呼びかけた。(写真は斎藤知事があいさつした際の会場の様子)

 開催については「兵庫県がイニシアチブ(主導権、とりまとめ)」を担当したいと話した。「創造的復興」は阪神淡路大震災からの復興事業の際に、当時の兵庫県知事だった貝原俊民氏が主に提唱した。災害発生後の復興段階で、災害発生前と同じものを作る「復旧」ではなく、新たな社会にふさわしい街づくりを進めること。2011年に派生した東日本大震災などでも、復興事業の理念とされた。

 今回の兵庫県・神戸市連絡会議は、冒頭のあいさつ以外は非公開とした。事前には活力創生、環境分野、観光分野、スポーツ分野、新型コロナウイルス対策について、意見交換する予定であることを発表していた。従来は兵庫県公館や神戸市役所の会議室を会場にしていたが、今回は3年ぶりに各部局長も勢ぞろいしたことから、新興第1突堤のコンベンション施設で開催した。

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