神戸鋼が3日続伸、5%超上昇 米キャタピラー上昇で建機株買い

20191231神戸株ワッペン

終値 1196円 +60円(+5.28%)

【神戸経済ニュース】5日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が3日続伸。一時は前日比63円50銭高の1199円50銭まで上昇した。終値でも5%超の値上がりで、東証プライムの値上がり率ランキングの29位に入った。前週末の米株式市場で建機世界大手のキャタピラーが8.40%と大幅に上昇したのを好感して、日本の建機株にも買いを入れる流れに乗った。神戸鋼はミニショベルのほか、クレーンに強みを持つことから建設需要が高まれば恩恵を受けるとの見方につながった。

 ブルームバーグが2日に「中国は不動産市場を支える新たな一連の措置を検討している」と報じたのを材料視したとの指摘もあった。報道によると、中国政府は「主要都市の中心部以外で物件の手付金比率を引き下げ」「仲介手数料の減額」などを検討しているという。中国の不動産市況が回復することで、需要が持ち直すとの期待感から建機株への買いにつながった面もあるようだ。

 建機株ではコマツ(6301)、日立建機(6305)、竹内製作所(6432)などの上昇が目立った。


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