家次前神商会頭、医療産業「兵庫・神戸を代表する産業に」 兵庫県功労者で表彰
- 2023/05/27
- 20:01
【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の前会頭である家次恒シスメックス会長(73)は、26日に開いた兵庫県功労者としての表彰後に記者団の取材に応じ、医療産業について「兵庫・神戸の代表的な産業にできれば」と述べ、今後も神戸医療産業都市の推進に力を入れたいと強調した。兵庫県は2023年度の県勢高揚功労部門で家次氏を表彰。同部門では家次氏のほか、前兵庫県立大学学長の太田勲氏(80)、兵庫県立美術館の前館長である蓑豊氏(81)を表彰した。取材に応じた各氏の主なコメントは以下の通り。(写真は斎藤元彦知事から表彰状を受け取る家次氏)
家次氏「名誉ある賞をいただけるのはありがたい。神戸商工会議所の会頭職は昨年で終わったが、経済活動は続けるので、引き続き県勢のお役にも立てるのではないか。兵庫・神戸をこれからどれだけ栄えさせるか、さらに日本をどう栄えさせるかが大事だと思っている。神戸医療産業都市をもう少し発展させていく必要もある。兵庫・神戸の代表的な産業にできればと思う」
太田氏「県立大学長としての活動を評価していただき、ありがたく思っている。学長を務めた6年間が国際化・情報化で時代が大きく動いた時だったので、新たな学部を作ることになったが、『学生ファースト』で仕事をすることができたと思う。今後は機会があれば、客観的な立場から大学人を育成したり、呼び込んだりする発信ができればと思っている」
蓑氏「阪急・JR・阪神の駅がすべて兵庫県立美術館から伸びる道の上にあったことから『ミュージアムロード』が実現し、それで来館者数が増えたのが最大の成果だったと思う。阪神岩屋駅に『兵庫県立美術館前』という副駅名を付けられたのも印象に残った仕事だ。兵庫県立美術館では名誉館長として、まだまだ尽くしたい。あと10年はがんばれると思う」
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