久元神戸市長、新たな移動手段「交通事業者と連携促す」 市議会が閉幕

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長は26日の神戸市議会本会議で、神戸市内でも3月にサービスが始まった電動キックボードの共有サービスなど新たな交通機関について、鉄道やバスなどの「公共交通機関を補完するもの」との認識を示した。そのうえで公共交通機関と新たな移動手段について「今後、事業者間での協議の場を設け、連携を促し、都心の回遊性をさらに向上させる」との方針を説明した。

 久元市長は具体的な連携について、「バス停の付近にポート(電動キックボードなどの貸し出し拠点)の設置や、バスとモビリティ(移動手段)をセットで提供するなど、さまざまな手法が考えられる」と指摘した。こうした新たな移動手段は、電車やバスを下車してから、比較的近い目的地までの「ラスト(最後の)1マイル」の移動手段としての役割が期待できると述べた。 木戸貞一議員(立憲)の一般質問に関する答弁。

 この日は木戸氏ら7人が一般質問に立った。一般質問の終了で、今回の市議会はすべての予定を終え、閉会した。久元氏は閉会のあいさつで、6月にも政府が作成する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」などをにらみながら「新たな時代をリードする施策を積極果敢(かかん)に取り組む」と話した。

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