三宮再開発 JR三ノ宮駅ビルで準備工事着手、6月に通路を切り替え

20220331三ノ宮ビル外観

【神戸経済ニュース】JR西日本(9021)と神戸市、都市再生機構は23日、JR三ノ宮新駅ビル開発の準備工事に6月から順次着手すると発表した。まず既存施設の撤去工事を始める。仮囲い設置や通路の切り替えなども6月から順次取り掛かる。三宮センター交番東側の地上と地下をつなぐ階段を6月中に閉鎖。同交番も7月には閉鎖になる予定だ。

 9月にはポートライナー三宮駅の南側にある仮設階段を閉鎖するほか、三宮交差点の北東部にある歩道の改修工事を実施。追加で仮囲いなどを実施する予定だ。さらに11月には中央幹線(東西の広い道路)北側の歩道と階段を閉鎖する。

 24年春には新駅ビルの本体工事に着手する予定だ。その際は施工のためのヤード(資材置き場)を確保するため、中央幹線の車線を減少させる。このため車線の付け替え工事も、夜間を中心に23年6月から順次実施するという。新駅ビルの完成・開業は29年度を予定する。

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