神戸製鋼、アルミ製品を値上げ 4〜9月期から加工賃の20%以上

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所は23日、アルミ製品を値上げすると発表した。板製品、押し出し製品、鋳鍛(ちゅうたん)製品のすべてを対象に、ロールマージン(加工賃)を2023年度上期(4〜9月期)相当分から20%以上引き上げる。アルミ板製品の値上げは21年10月にアルミ板製品、同12月に押し出し製品と鋳鍛製品の価格を引き上げて以来、およそ1年半ぶり。

 アルミの製造に必要な電力などのエネルギー価格が上昇しているほか、梱包材や副原料、輸送費といった追加コストも膨らんだのを受けて、21年に価格を引き上げた。だが、その後に進んだ急速な円安で、さらにコスト負担が重くなったことで、自社の努力によるコスト抑制だけではカバーできないと判断したという。

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