トーカロが3日続伸、連日で年初来高値 半導体関連を物色の流れ

20191231神戸株ワッペン

終値 1363円 +1円(+0.07%)

【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では表面処理加工のトーカロ(3433)が3日続伸。一時は前日比12円高の1374円まで上昇し、連日で年初来高値を更新した。半導体メモリーの米マイクロン・テクノロジーが18日、日本国内の工場に最大5000億円を投資すると発表。これを受けて半導体関連を物色する流れで買われたようだ。同社は半導体製造装置の部品に溶射加工を手掛け、半導体メーカーの投資拡大で恩恵を受けるとの見方につながった。

 このほか岸田文雄首相は18日、米・欧・韓・台湾にある半導体関連7社の幹部らと首相官邸で面会したのも伝わった。国内で半導体投資が活性化する恩恵を受けるようなら、同社が受ける恩恵も大きくなる公算だ。3月に神戸市内の工場用地を取得したとも発表。24年3月期の連結純利益が前期比21%減の58億円になる減益予想を10日に発表したばかりだが、既に市場の視線は来期以降との声も一部で聞かれた。

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