斎藤兵庫知事、神戸空港の国際化を強調 松本関経連会長もあいさつ

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【神戸経済ニュース】18日まで神戸市内で開催しているアジア・中東の空港運営会社が集まる国際会議「ACIアジアパシフィック第18回年次総会」では2日目の17日、兵庫県の斎藤元彦知事(写真右)と関経連の松本正義会長(同左)があいさつした。斎藤知事は「2030年をめどに神戸空港の国際化が進められると合意形成をされたタイミングで、ACIアジアパシフィックの年次総会を、この神戸・兵庫の地で開催いただいたのを改めてお礼を申し上げたい」と述べ、神戸空港の国際線就航を強調した。神戸空港に「アジア各国から直行便が来る時代になり、さらに神戸・兵庫が盛り上がるのを期待している」と語った。

 加えて斎藤氏は、大阪市で2050年に開催する国際博覧会(大阪・関西万博)に合わせて準備を進める「ひょうごフィールドパビリオン」を紹介。「体験型のSDGsプログラムを用意しているので、兵庫県に何度も足を運んでいただきたい」と、各国の空港関係者である会議の参加者らに呼びかけた。

 松本関経連会長もあいさつし、今回の国際会議について「地元経済界を代表して心から歓迎を申し上げる」と話した。松本会長は、関西国際空港の建設時にも経済界が積極的に関わった経緯を紹介。そのうえで「私たちの願いは3つの空港が、あたかも1つの空港のように発展して、関西ひいては日本の経済をけん引していくこと」と話していた。

 会議のホスト役である関西3空港の空港運営会社「関西エアポート」の山谷佳之社長も前日の歓迎式典に続いてあいさつし、「関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港で、さらに多くの人や物の交流を受け入れるゲートウェイ(玄関口)の役割をしっかり今後も果たしてまいる所存」と話した。

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