兵庫県議会、議長に内藤氏を選出 徳安氏が初の女性副議長・自民独占途切れる
- 2023/05/17
- 00:43
【神戸経済ニュース】16日に開幕した兵庫県議会「令和5年第362回臨時会」では、同日の本会議で議長選挙を実施し、西脇市および多可郡選出で自民の内藤兵衛氏を第126代の議長に選出した。兵庫県議会の議長は慣例で1年ごとに交代する。内藤氏が議長に就くのは初めてだが、内藤氏の父である内藤道成氏は2005年6月から1年間、第108代の議長を務めた。
内藤氏は議長就任のあいさつで「県政改革を推し進めながらも、成長産業の集積や、ひょうごフィールドパビリオンなど万博に向けた取り組み、福祉や教育環境の充実、公民連携の推進といった、斎藤知事がめざす誰も取り残さない県政の基盤を築き、確固たるものとしていく必要がある」と、斎藤元彦知事の県政を支持する姿勢を示した。加えて「誰もがワクワクする、躍動する兵庫の実現に向け、議長として議会の公正で円滑な運営と、さらなる(県議会の)活性化に努め、県民の負託に応えられるよう誠心誠意取り組む」と語った。
内藤氏は議長就任のあいさつで「県政改革を推し進めながらも、成長産業の集積や、ひょうごフィールドパビリオンなど万博に向けた取り組み、福祉や教育環境の充実、公民連携の推進といった、斎藤知事がめざす誰も取り残さない県政の基盤を築き、確固たるものとしていく必要がある」と、斎藤元彦知事の県政を支持する姿勢を示した。加えて「誰もがワクワクする、躍動する兵庫の実現に向け、議長として議会の公正で円滑な運営と、さらなる(県議会の)活性化に努め、県民の負託に応えられるよう誠心誠意取り組む」と語った。
副議長には維新で尼崎市選出の徳安淳子氏を選んだ。徳安氏はあいさつで「県議会の監視機能や政策提言機能が最大限発揮され、議会審議が活性化されるよう取り組んでいくとともに、県議会広報委員長として、若い世代が県議会を身近に感じる機会を創出するため、若者向け議会広報ポータルサイトを新たに開設するなど、県民すべてのみなさまに、より一層親しみやすい県議会になるよう、着実に議会改革を前進させていく」と話した。
兵庫県議会で女性が副議長になったのは初めて。加えて兵庫県議会で1966年から自民が続けていた正副議長の独占が途切れた。
会期は19日まで。本会議は19日にも開催し、常任委員会の委員や正副委員長などを選任する。本会議は耐震性能不足が指摘された議場棟の本会議場ではなく、兵庫県庁舎3号館の大会議室で開催する。
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