ノーリツの1〜3月期、最終黒字12億円 生産回復で2期ぶり黒字

20230514ノーリツ

【神戸経済ニュース】ガス給湯器大手のノーリツ(5943)が12日に発表した2023年1〜3月期の連結決算は、最終損益が12億円の黒字(前年同期は3億9600万円の赤字)だった。前年同期は半導体のほかハーネスやソケットなど部品の調達難で、ガス給湯器などの生産が低迷したが、今期は回復。高額の部品を急いで調達する必要もなくない、採算も改善した。2期ぶりに黒字を回復した。

 売上高は前期比25%増の543億円、営業損益は18億円の黒字(前年同期は7億2400万円の赤字)になった。ガス給湯器では除菌機能を搭載した最高級機「プレミアムモデル」や、ガスと電気の両方を使って、効率よく湯をわかす「ハイブリッド給湯暖房システム」など高付加価値品が引き続き好調だったのも、採算改善に寄与した。

 2023年12月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比23%増の59億円を見込む。

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