monoAIの1〜3月期、最終赤字2900万円 通期予想は据え置き

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【神戸経済ニュース】イベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(5240)が12日に発表した2023年1〜3月期の連結決算は、最終損益が2900万円の赤字(前年同期は株式公開前で四半期決算を未作成)とした。1〜3月期に売上高の計上を予定した一部の「メタバース案件」で、売上高の計上が4月以降にずれ込み、費用が先行した。

 売上高は2億5200万円、営業損益は4100万円の赤字だった。同社が決算説明書に記載した前年同期の参考値は売上高が3億6900万円、営業損益が300万円の黒字だった。事業別の売上高は、企業向けにメタバースを構築・運用するメタバースサービスは前年同期比50%減の1億4400万円、仮想空間をイベントの開催場所として提供するイベントサービスは84%増の5900万円だった。

 23年12月期の連結業績予想は据え置いた。1〜3月期の業績は「おおむね計画通り」という。純利益は前期比37%増の9800万円を見込む。

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