大栄環境、今期純利益1%減に 大型施設の稼働で減価償却費が増加

20230512大栄環境

【神戸経済ニュース】廃棄物処理大手の大栄環境(9336)は12日、2024年3月期の連結純利益が前期比1%減の104億円になりそうだと発表した。昨年11月に三重県伊賀市のメタン発酵(バイオガス発電)施設、今年6月には三木バイオマスファクトリー(三木市)と大型施設が相次いで稼働。定率法での減価償却とあって今期は償却負担が重くなるのが影響する。

 売上高は5%増の710億円、営業利益は3%減の161億円を見込む。相次ぐ大型施設の稼働で受け入れ廃棄物が増加する。新型コロナウイルスの影響が後退し、生産活動の再開による廃棄物の増加が追い風になっている。汚染土壌の受け入れは「うめきた2期」と「淀川左岸線」からの受け入れが増えた前期並みを想定。年間配当金は前期据え置きの34円(中間なし)を予定する。

 同時に発表した23年3月期の連結決算は、純利益が前の期比18%増の104億円だった。新型コロナの影響が後退したことに伴う受け入れ廃棄物の量が増加した。効率化を進めていた複数の子会社の収益改善も寄与した。売上高は4%増の676億円、営業利益は29%増の166億円だった。年間配当金は34円(中間なし)と、従来予定の31円から積み増した。

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