トレーディア、今期純利益42%減に 混載の追い風終了・前期に特別益で

20230512トレーディア

【神戸経済ニュース】港湾運送のトレーディア(9365)は11日、2024年3月期の連結純利益が前期比42%減の3億円になりそうだと発表した。前期に特別利益として計上した有価証券売却益の1億4800万円がなくなる。コンテナ不足も解消するなど国際海上物流の正常化で、混載(フォワーダー)事業での運賃下落も響く。

 売上高は14%減の170億円、営業利益は37%減の2億8000万円になった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた国際海上物流の混乱で釣り上がっていた海上運賃は、おおむね混乱前の水準まで低下して元に戻ったという。加えて前期業績の追い風になった円安も一服。足元では円高含みとあって、業績予想では前期に比べてやや円高を想定したという。

 年間配当金は50円(中間なし)を据え置く。

 同時に発表した23年3月期の連結決算は、純利益が前の期比69%増の5億1800万円だった。海外向けの混載(フォワーダー)事業で、国際物流の混乱解消による運賃下落が想定よりも遅かったことなどが寄与した。売上高は8%増の198億円、営業利益は49%増の4億4300万円だった。

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