シャルレ、今期2期連続の最終赤字に 6月値上げ予定も販売伸び悩み

20230511シャルレ

【神戸経済ニュース】婦人下着の訪問販売などを手掛けるシャルレ(9885)は、2024年3月期の連結最終損益が6000万円の赤字(前期は7億4000万円の赤字)になりそうだと発表した。2期連続の最終赤字になる見通し。前期に特別損失として計上した希望退職に応じた従業員の特別退職金と、事業再編に伴う減損損失などがなくなり、赤字幅は縮小する。ただ新型コロナウイルスの影響が残り、訪問販売での販売が伸び悩む見通しだ。

 売上高は4%減の127億円、営業利益は96%減の1000万円を見込む。新型コロナを受けて接触を回避する一環で訪問販売を利用しない消費者の動きが一定程度は継続するとみている。原材料高などを受けて6月に商品の値上げを実施する予定だが、補えない見通しだ。シャワーヘッド市場は競争が一段と激化するが、事業再編によって採算が改善し、シャワーヘッドでの利益は前期並みを確保する。

 年間配当金は前期据え置きの8円(中間なし)を予定する。同社は配当方針を変更し、配当は年8円を下限に配当性向70%程度とした。27年3月期までは赤字でも下限の年8円を配当する方針だが、その後は下限をどうするかは未定としている。株主への利益配分の公平性の観点から、株主優待は前期末の株主を最後に廃止する。業績の低迷を受けて現在35億円の資本金を8月1日付で1億円に減資。保有する現金を積極的に使いやすくする。

 同時に示した23年3月期の連結決算は、最終損益が7億4000万円の赤字(前の期は10億円の黒字)だった。秋冬物の衣料品販売が堅調だったことで、4月28日に前期の業績予想をやや上方修正していた。売上高は前の期比15%減の132億円、営業利益は85%減の2億5100万円だった。会計監査人を、ひびき監査法人(大阪市中央区)から海南監査法人(東京都新宿区)に変更することも、あわせて発表した。

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