ヒラキの前期、純利益76%減 円安影響の価格転嫁で通販苦戦

20230510ヒラキ

【神戸経済ニュース】格安の靴を販売するヒラキ(3059)が10日に発表した2023年3月期の連結決算は、純利益が前の期比76%減の1億1100万円だった。外国為替市場で円相場が急速に下落したことで、輸入している商品の仕入れ価格が上昇したのが影響。採算改善をねらい販売価格の引き上げたところ、特に通販で消費者の買い控えの傾向が強まり苦戦した。店舗販売も菓子以外の食品がさえなかったのが響いた。

 売上高は6%減の142億円、営業利益は78%減の1億5500万円になった。事業(セグメント)ごとの売上高は通信販売事業が10%減の78億円、店舗販売事業が微減の61億円、卸販売事業が2%増の2億6700万円だった。店舗販売事業は下期に入って新型コロナウイルスの影響が後退し、来店客数が回復。22年11月に開設した「お菓子館」も岩岡店の客数増に寄与した。11店舗になった靴専門店の寄与もあって、全店の靴売上高はオリジナル商品を中心に前の期を上回った。

 同時に示した24年3月期の連結業績予想は、純利益が前期比2.3倍の2億6000万円になる見通し。通販では協力工場の閑散期生産を推進するほか、商品の魅力向上で新規顧客の獲得、会員数の回復をめざす。店舗販売では、靴専門店の新規出店を、阪神間中心に加速する。売上高は4%増の149億円、営業利益は2.6倍の4億円を見込む。年間配当金は20円(うち中間10円)を据え置く。

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