川西倉庫、今期純利益60%減に 前期に倉庫移転の補償金で特別利益

20230510川西倉庫

【神戸経済ニュース】神戸港や大阪港などで倉庫を展開する川西倉庫(9322)は10日、2024年3月期の連結純利益が前期比60%減の5億9000万円になりそうだと発表した。横浜市が進めている山下ふ頭(横浜市中区)の再開発事業に伴い、京浜支店の旧山下営業所を3月に移転。このため前期の特別利益に計上した受取補償金17億6300万円がなくなる反動が表れる。国際物流事業では海上運賃が下落する影響も受ける。

 売上高に相当する営業収益は5%減の256億円、営業利益は7%増の9億6000万円を見込む。国内物流事業は倉庫を中心に引き続き堅調に推移する見通しだが、海上運賃の下落が減収要因。ただ運賃下落で費用も減少するほか、前期に新たに設立した米子会社の経費が減少することなどで増益を確保する。設備投資は定温機、冷凍機の更新などで今期に4億円を計画している。

 年間配当金は前期比4円増配の20円(うち中間10円)を予定する。

 同時に発表した23年3月期の連結決算は、純利益が前の期比2.9倍の14億円だった。過去最高益を更新。受取補償金を特別利益に計上した一方で、旧山下営業所の解体費用およそ3億円を特別損失に計上。荷動きの改善で倉庫業、神戸港での港湾運送業などが堅調に推移した。営業収益は15%増の271億円、営業利益は14%増の8億9300万円になった。

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